内職セット
ステンドを通して物創りを楽しむ がらすやコト富松久恵の芸術生活記


そして、ステンドを始めてから
私の生活は一変した。
作ることが楽しかった。
それも、
思うように作れないことが
通って学ぶ楽しみになった。
あれも、これも作りたい。
教室以外の日も
ステンドの本やデザイン関係の本を探しに
本屋に通い
家にいる時も
ほとんど本を見てるか
デザインしてるかで
そして
仕事とアフターファイブの使い分けをし
自分の楽しみを見つける事で
働く意味を見出し、
仕事以外の時間のほとんどが
ステンドに想いを馳せていた。
同じ趣味を持つ仲間がいることの楽しさ。
自分が作った物を完成させる喜び。
そして、作品を認めてもらえる。
そうして
飽きっぽいはずの私が
今までになく熱中し
いつしかその楽しみは
私の仕事となり
お店を持つこととなる。
すると
作りたいという欲求は
技術の向上とともに
今度は作ることの楽しさから
世界観の表現の楽しさへ変わっていく。
お店で作って販売していた商品とは別に
世界観を表現したものを創り出す。
同じ「作る」という行為の中で
それは別の物。
「作っているもの」は
どちらかと言うと「使う物」。
贈り物に喜ばれそうな
実用的な物を主体で作るけれど
世界観の表現となると
まるっきり自分の中の世界を
自分の本能に任せて創り上げる。
そして
さらなる技術向上を要し
日々精進となるのである。
それらは
商品と言うよりは
「作品」と言う形として別の扱い
としている。
もちろん、
それ自体の商品化や
そこからの「商品化」は可能なのだが
私の中で
それがどうしても
別な展開を求める。
どうしたいのかが
最近
ぼんやりと見えてきた…気がする。
これからの課題である。
ステンドに熱をあげて
いろんな事をやりつくして
ようやっと見えてきた自分の道である。
